収穫した新鮮な野菜
妊娠中はお腹の赤ちゃんの健やかな成長のために、妊娠前より食事に気をつけ、バランスの取れた食生活を送る必要があります。

それでは、どのようなものを積極的に食べると良いのでしょうか?

赤ちゃんのために意識して摂るようにしたい食べものベスト10をご紹介します。

参考:Healthy Foods for Pregnant Women : Top10List

10位:卵

卵は、妊娠中に必要な栄養成分、ミネラルそしてビタミンAや多様なビタミンBなどのビタミンが含まれているすばらしい食べ物です。

どんな卵でも妊娠中の女性に12種のビタミンとミネラルを提供してくれます。
卵にはクロリンと呼ばれる成分が含まれ、赤ちゃんの健康的な脳の発育にも役立ちます。

9位:豆

大豆やレンズ豆、ひよこ豆などの豆類には数々の必須栄養分が含まれています。

豆には赤ちゃんの成長に必要なタンパク質、そして母親の消化に非常に良い繊維質もあり、たくさんの鉄分も含まれています。

鉄分は母親と赤ちゃんに酸素を運んでくれる赤血球を作り出すのに必要で、生命維持のための基礎成分です。
適度な鉄分を摂取することで、妊娠期間に十分な赤血球を生成することができます。

8位:緑葉色野菜

ホウレン草、ケールなどの緑葉色野菜はビタミンA、ビタミンCやビタミンKのような沢山の栄養素と十分な鉄分も含んでいます。
妊娠中は最低でも大きなボール1杯ぐらいの緑黄色野菜を毎日とった方がいいです。

なお、食事の最初に野菜をとると、食事の後半でとるよりもずっと消化吸収が良くなります。

7位:クルミ

クルミは妊娠中のおやつに良い食べ物です。
クルミは歴史的にも健康的な妊娠をサポートしてきました。

オメガ3脂肪酸が大量に含まれており、妊娠期間の険しい道のりに必要なエネルギーのレベルを高めてくれます。

6位:赤カブとその葉

ほとんどの医者が妊娠期間中に摂るべきサプリメントとして推奨するのが葉酸です。
葉酸は赤ちゃんの先天性の病気を回避してくれ、流産のリスクも低くしてくれます。

赤カブとその葉には、天然の葉酸・葉酸塩と呼ばれる素晴らしいものが入っています。

5位:ヨーグルト

妊婦のための健康食品トップ10の真ん中に位置するのはヨーグルト。
卓越したタンパク質源でもあり、また発達する赤ちゃんの軟骨や骨の形成に必要なカルシウムを多く含みます。

出産予定の女性が十分必要なカルシウムを取らないと、胎児は母体のカルシウムを消費するようになり、これは母体の骨密度と健康にも影響を与えます。

4位:イチジク

イチジクは他の果物や野菜に比べて繊維質が多く含まれているため、妊娠中、大変役に立ちます。
イチジクはバナナよりもカリウムの含有量が多く、カルシウム、亜鉛、鉄分が豊富に含まれています。

イチジクにはミネラルが豊富で、母乳の構成成分と非常によく似ています。
また、ビタミンBも豊富なため、多くの妊婦が悩むつわりを和らげる効果もあります。

3位:赤身の肉

赤身の肉は、妊娠中の、タンパク質と鉄分の素晴らしい供給源です。
妊娠中は栄養の必要摂取量をより増大させ、これは、タンパク質と鉄分の消費も激しいです。

赤身の肉の鉄分・ヘム鉄は、野菜に含まれる鉄分よりも消化しやすいものです。

また赤身の肉は、コリンとビタミンBも豊富に含んでいます。

妊婦さんには、ホルモン剤やトウモロコシで育てられていないオーガニックの肉を食べた方がいいでしょう。

2位:全粒粉の食べ物

全粒粉の食べ物は消化しやすく、つわりで苦しい思いをする妊娠初期の妊婦にピッタリです。
とくに、全粒粉のクラッカーは優れたおやつにもなります。

全粒粉の食べ物は、食物繊維を含みビタミンBもたっぷり含んでいます。
パンやピザを食べたいときには、かわりに全粒粉のパンを選んでみてください。

1位:水

最後は食べ物ではありませんが、“妊婦のための健康食品ベスト10”を選ぶとき水は絶対に1位になります。
それほど、妊婦の健康を保つために極めて重要なものなのです。

もちろん、カルシウムや鉄分の補充摂取を増やすことも大事ですが、増えた老廃物を腎臓から勢いよく流し出しやすくするため、妊婦さんは水を多く摂取する必要があります。

また水は、尿路感染症、お腹の膨張や筋けいれんまで防いでくれるのです。
water

水を飲むことがいかに大切か、改めて実感してしまうランキングですね。

また、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で、薄い膜につつまれ羊水に浮かんでいます。
その羊水は99%がお母さんの血液の成分から創られた水分です。

さまざまな衝撃から赤ちゃんを守り、分娩の時には破水して出産を助ける働きもします。

他にも、赤ちゃんはこの羊水を時々飲み込み、また羊水の中におしっこもしています。
意外かもしれませんが、この行動は赤ちゃんの肺や胃腸を作るための大切な行為なのです。

この羊水が不足するとトラブルの原因となります。

ですから、赤ちゃんの健康のためにお母さんは綺麗で栄養バランスの取れた十分な量の血液を、体内に保持する必要があります。
*妊娠中は血液量が50%増加しています。

水のペットボトルをまとめ買いしておくなど、手軽に水分をとれるようにし、1日2リットル程度を目安に水分補給するようにしましょう。

  • 一度に大量の水を飲むのでなく、コップ半分~1杯程度をこまめに摂るようにしましょう。
  • ミネラル分の摂取も必要ですが胃腸への負担が大きい硬度の高い水は避け、軟水を選んでください。
  • 妊婦が重いものを持つのは厳禁です。ペットボトルの買出しは必ずご主人等にお願いしてください。

自宅まで配送してくれて、いつでも温水・冷水が手軽に飲めるウォーターサーバーもおすすめです。

私は産婦人科で薦められてこちらのウォーターサーバーを利用し、今でも愛用しています。

良ければ試してみてください。

yousui