切迫早産の入院期間
切迫早産と診断された場合、そのまま即入院となるケースは多くあります。
心の準備も何もできていないままの入院となることが多いため、いろいろと不安になるかと思いますが、そこで気になってくるのが入院期間です。
結論から言うと、切迫早産の入院期間というのは状況によって違うため断定できません。
しかし、出産までそのままずっと入院していたということも多いですので、出産を終えるまで退院できないということも考えられます。
人によっては状態が安定して退院となる場合もありますし、個々の状態によってさまざまなケースが考えられるため一概にどのくらいとは言えないのです。
二人目以降の出産の場合は上の子のことも気になるでしょうし、早く退院したいという気持ちから入院期間が気になるのもわかりますが、そればかりを気にしてストレスを溜め込んでしまうというのも母子にとって良くありません。
あまり落ち込まずに、ただ横になって安静にしていればいいという気楽な気持ちを持てると良いですね。
切迫早産の入院費
切迫早産の場合の入院費用はとても気になりますよね。
出産に向けての準備はしてあったとしても、切迫早産を想定して準備はしていないのではないでしょうか。
ですから、切迫早産と診断されたときのパニックが落ち着いてきたら、今度は予想外の入院での出費という悩みが出てきます。
切迫早産で実際に支払った入院費としては10〜15万円ほどという声が多く、それが目安になりそうです。
しかし、入院期間と比例しますので、具体的にどのくらいかというところまで断定できません。
切迫早産の入院期間は確定できず、状態を見ながら決められるものですし、出産まで入院したままになる場合も多いですのでそのつもりで考えていたほうがいいかもしれませんね。
また、総合病院は比較的安く、個人病院は高いという傾向にあり、そのほかにも大部屋のほうが安く個室のほうが高いなど、入院費に差が出る要素はいくつかあります。
特に、個室を希望すると差額ベッド代などもかかってくるので費用が高額になりがちです。
できれば大部屋で我慢して入院費を抑えたいところですが、それがストレスになるようなら費用と快適さのどちらを取るか考えて決める必要があるでしょう。
切迫早産での入院について
切迫早産での入院はさまざまな決まりがあり、入院している最中、特に点滴をしている間はそれに従い安静に過ごさなければなりません。
ほぼ病院のベッドで横になっているだけの生活になりますので正直とてもつまらないですし、シャワーを浴びることができなかったりポータブルのトイレを使用したりと、普段の生活とは違った環境になるので、不満な点も出てくることでしょう。
しかし、早産のリスクを考えるとやはりそういった部分も仕方なく、母子の安全を考えるという意味ではシャワーを浴びることができない不快感よりも安静のほうが大切です。
しかし、入院中の生活というのは個々の状態によっても違ってきますので、切迫早産となって入院しても10日ほどでシャワーの許可が出る場合もあれば、1ヶ月以上の間清拭のみということもあります。
どちらにしろ入院生活というのは楽しいものではありませんので、できればそうならないように注意したいですね。
仕事で無理をしすぎたり、ストレスを溜め込んだりしている方も多いでしょうから、切迫早産で入院となる前に無理のないように適度に休みましょう。