RIEONさん 31歳時の第1子と35歳時の第2子、二人とも切迫早産と診断

切迫早産と判明したときの状況や気持ち

第1子は27週頃、第2子は25週頃に、切迫早産との診断されどちらも子宮口が開き始めていました。

自覚症状はないので第1子の時はすぐには信じられなくて緊迫感がなく、第2子の時はやっぱり・・というあきらめ感でした。

切迫早産から出産までの状態

第1子は診断時は自宅安静を命じられましたが子宮口の開きが少しずつ進行してしまい、34~38週まで入院、24時間点滴で、ずっとベッドの上で過ごしました。

すでに子宮口が6センチまで開いていましたが主治医から「もういつ産まれてもいいから一度退院していいよ。でも陣痛きたら早いと思うからすぐに来てね。」て言われ退院しました。

しかし、その後10日たっても陣痛がくる気配がなく、結局入院して陣痛促進剤を使い正常分娩での出産となりました。

第2子は診断後すぐに入院し子宮頸管をしばるマクドナルド手術をしました。

2週間位入院し帰宅、予定日の2週間位前に抜糸しました。

第2子も予定日まで待っても陣痛が来ず、結局入院して陣痛促進剤を使っての正常分娩です。

第1子の入院の時は長期間点滴につながれて、とにかく安静の日々だったので心配というよりは不安定な気分になりました。

出産前に一度帰宅できたのは私が帰りたいと泣いたからでしょう。

第2子のときは長男が4歳で自宅安静は無理なのですぐに手術を選択し、あれこれ心配する余裕もありませんでした。

マクドナルド手術時も出産時も入院中はとにかく自分の体を休めることを最優先しました。

出産の状況

切迫早産のおそれと言われた割には出産予定日になっても陣痛がこなくて第1子、2子ともに先に入院して翌朝陣痛促進剤を使用しての正常分娩となりました。

二人とも3000g強で五体満足です。

陣痛促進剤を嫌がる人もいるようですが、家族はみんな「早く入院して病院の管理の元、安全に産んできて」と望み、私もまったく同意見でした。

ドラマのように産気づいてみたい気もしましたがおおむね満足な出産でした。

入院の期間と費用

第1子の時は1ヶ月ほど入院し20万円位、第2子の時は2週間ほどの入院でしたが手術をしたので15万円位でした。

入院時に必要なものやあったら便利なもの

第1子の時は長く入院したのでテレビを用意しました。
あとは雑誌をよく読みました。

また、産前産後の準備が自分では全くできなくなってしまい、あれこれ書き留めては家族に渡していたので筆記用具が必須です。

産後の入院は短いですしそれどころではありませんが、切迫早産での入院は長期で、見舞客に対応してずっとノーメイクで対応しているとだんだん気が滅入ってきます。

しつかりメイクするわけにはいきませんがほんの少し口紅をさしたりして対応しましたので化粧品があってもいいと思います。

産後の入院で一番悩まされたのは母乳の漏れです。

それほど出が良いわけではないのに朝起きるとパジャマの胸のあたりがびっしょり濡れていて本当に不愉快でした。

出産時に用意されていた母乳パットはあっという間に無くなってしまい家族に買い足してもらいました。

間に合わない時はナプキンをあてていたほどです。

パジャマの替えも多く必要でした。
私は借りませんでしたが多少のお金がかかっても病院で借りた方が良かったかもしれません。

パジャマは当然前空きです。
胸のところだけが開くようになっている授乳用のものもありますが私には使いづらかったです。

普通の前空きのものを多用しました。
専用のパジャマ、ブラジャーなどは思いがけず使いづらいこともあり、逆にこれじゃないとダメというくらい自分に合うものもあるのであまりたくさん買いそろえず、最初は最低限にして気に入ったものを家族に買い足してもらうのが良いでしょう。

入院時、自宅安静時の過ごし方

第1子は24時間点滴だったので本当に何もできませんでしたが、同室の方とのおしゃべりに救われました。

おしゃべりする気分になどなれないという場合もあるかもしれませんが情報交換は精神衛生上とても有効でした。

第2子の時はとにかくリラックスして体を休めました。

長男4歳と新生児との生活がどれほど大変かは容易に想像できたので入院中は自分の休養が最優先でした。

切迫流産、切迫早産と診断され不安な方へ

絶対安静と言われたらもちろん不安になりますが、逆に言えばとにかく安静にしていれば無事に出産まで進めるということです。

しかし、自宅ではどうしても動いてしまうという人もいるでしょう。
そういう時は思い切って入院を希望したほうがよいです。