てっかさん 32歳の時の出産 第一子目

切迫流産と判明したときの状況や気持ち

不妊治療をしていたのでかなり早い週数から妊娠は発覚していたのですが、以前にも初期流産や子宮外妊娠を経験していたので、不安な気持ちでいました。

前の検診の時には胎嚢も見えていたので一安心していたのですが、心拍が確認できる予定の10週目の検診の前日から出血が始まり、検診時も出血したままの状態。

子宮内も出血のためかよく見えず、血液検査をして妊娠反応はまだあるので、塊のようなものが出てきたり、出血が増えたらすぐに来院するよう指示され自宅安静となりました。

過去の経験もあり、またなのか、私は子供は産めないのではと目の前が真っ暗になりました。

切迫流産から出産までの経緯

10週目の検診の後、お尻に注射を打たれました(不妊治療中も打っていたHCGの注射だと思うのですが、泣いてしまっていて説明をよく聞いていなかったのではっきりしません)。

それと出血止めのお薬を処方されました。

そして自宅にて絶対安静となり、家事は主人や近くに住む妹に手伝ってもらい、ほぼ横になっている生活が1週間続きました。

3日ほどで出血量も減ってきて、1週間後の再検査の時には出血は止まっていました。

再検査の時に無事心拍が確認され、安心したのですが、安定期直前の15週目に再度少量の出血があり、慌てて病院へ行きました。

赤ちゃんは無事でした。

16週から36周までは特に何もなく過ごすことが出来たのですが、臨月直前から毎日深夜2時~朝方まで前駆陣痛があり、何度かお産かもと産院に連絡を取っては朝になると陣痛が遠のくという毎日を送り、なかなか眠れませんでした。

ともかく、もうちょっとで正期産の時期だから出てこないで~早産にならないで~と祈っていました。

出産の状況

37周に入って2日目に、いつものように深夜2時頃から陣痛らしき腹痛とお腹の張りがあったのですが、またいつもの前駆陣痛かと思っていました。

すると朝4時頃破水したため、大至急主人を起こし、車で産院へ。

破水しているのでそのまま入院となったのですが、陣痛が弱く30時間かかりました。

2日目に促進剤を打ったのですがなかなか進まず、いざ分娩となった時には赤ちゃんの心拍が低下してしまい、吸引分娩になりました。

正期産まぎわで生まれたためか小さい赤ちゃんでしたが、ギリギリで未熟児は免れました。

出産直後は、その前数週間続いた深夜の前駆陣痛、その後、出産まで30時間かかったことで殆ど寝ておらず、体力はボロボロでした。

でも、やっと無事に赤ちゃんを産むことが出来て本当に嬉しかったです。

入院の期間と費用

入院はしていないので、費用は掛かっていません。
自宅安静は1週間で済みました。

入院時に必要ものやあったら便利なもの

切迫流産で入院していたわけではないのでわかりませんが、体調が悪くなく、ただひたすら安静を仰せつかっているのならばかなり暇だろうと思います。

本や雑誌等を持って行った方が良いと思います。

自宅安静時の過ごし方

ともかくトイレ以外の時間は歩き回らないようにすることを心掛けました。

かなり苦痛でした。

買い物はネットで注文出来て宅配してくれるお店にお願いをして、ネットで買えない物は仕事帰りに主人に買ってきてもらうようにしました。

後はお腹も当然ですが、足首を冷やすのは良くないと言われたので、レッグウォーマーをしていました。

切迫流産、切迫早産で不安な方へ

私は切迫流産の末に無事元気な子を産んだ経験もありますが、逆に残念ながら流産になってしまった経験もあります。
なので、軽々しく「きっと大丈夫」という事は出来ません。

こればかりは天に祈るしかないのかなと思いますので、ともかく、無理せず安静にすることが、今お母さんに出来る事だと思いますので、それだけ考えていればよいと思います。

あとはお医者さんのいう事をよく聞いた方が良いと思います。