切迫流産と薬の影響

切迫流産には、卵子や精子などに問題があるためもともと成長することができない受精卵の淘汰、つまり必然的な流産と、成長できる受精卵が何らかの原因によって流産の危険に陥ってしまうという場合の切迫流産があります。

淘汰による流産であれば薬も意味を成しませんが、受精卵の問題でなければ薬によって救うこともできるかもしれません。

妊娠中は薬を飲むというだけでも赤ちゃんへの影響を考えると不安になってしまうものですが、12周目以降であれば内臓などももうほとんどできているはずですので薬の影響を受けるという心配はないとされています。

そういった副作用や薬の影響などよりも、切迫流産からそのまま流産になってしまうという危険性のほうを考えなければなりませんので、日本では切迫流産と診断された場合にはその症状に合わせた薬を処方されることがほとんどです。

医師を信用して、とにかく切迫流産と言う状況を乗り越えられるようにしていきましょう。薬だけではなく安静も大切ですので、薬を飲んでいるからと言って油断は禁物です。