妊娠がわかってすぐ、初期の段階で出血があるとかなり心配になってしまいますよね。
私も切迫流産になったとき、出血に気付いた瞬間は本当に頭の中が真っ白になりました。
妊娠初期は流産の危険性が高いとよく言われていますから、血を見た瞬間に「もうダメかも。。」と考えてしまったりもしますね。
しかし、妊娠後に出血があったからと言って必ず流産になるわけではありません。
まず、妊娠の本当に初期の頃であれば着床出血ということもあるかもしれません。
この場合は心配いりませんので、妊娠後の出血だからと言って怖がる必要もありません。
しかし、やはり出血が少ないから大丈夫とも言い切れませんし、量が多いから流産してしまうとも言い切れないため、出血があったなら病院で医師に診てもらうというのが一番でしょう。
出血があった場合は、切迫流産という可能性も十分考えられますので慎重に対処してください。
ですが、特に心配のいらない状況にもかかわらず気にしすぎてしまうとお腹の赤ちゃんにも悪影響ですから、まずは自己判断せずに医師に相談することが優先です。
切迫流産と出血量
切迫流産では、出血量だけで流産が確実かどうかということは判断できません。
私自身が切迫流産を経験したときも「もうダメだ」と思うような出血量でしたが、病院で調べてもらうと赤ちゃんには異常ありませんでした。
心配ない出血と言うのはおりものに混じる程度の場合が多いというのはよく知られているので、その反対に出血量が多いというのはかなりまずい状況にも思えてしまうのも当然でしょう。
出血量が多く、かたまりのようなものが出てきたという場合には危険かもしれませんが、出血量が多いというだけではまだ大丈夫な可能性も高いです。
その後切迫流産ということで入院や自宅安静となることがあるでしょうが、きちんと安静にしていればその状況を切り抜けることもできます。
ですから、出血量を見て自分だけで判断してあきらめたりせず、心配なことがあれば医師に相談してください。
あまり気にしすぎてストレスを溜め込んでしまうのも、妊婦さんにも赤ちゃんにも良くありませんよ。
妊娠初期の出血で流産かどうかを見分ける方法は?
妊娠中は、ほとんどの場合、正常であれば出血は起こりません。
ですから、逆に少しでも出血があると慌ててしまったりする気持ちもよくわかります。
しかし、妊娠初期に出血があったからと言って必ずしも流産とは言い切れませんし、確実に大丈夫という判断も自分ではできません。
出血が少量の場合、着床出血や月経様出血なども考えられますので心配のない場合もありますし、妊娠が判明してすぐに出血があったからと言って落ち込まずに、心配であればまず病院に連絡して相談してみましょう。
着床出血は「おしるし」とも呼ばれており、これは放置していても大丈夫な出血です。
同じ症状として月経様出血という言い方もあります。
どちらも生理の時期と同じくらいの時期に起こるものなので、流産と間違えてしまったりすることもあります。
妊娠初期に起こる流産も生理と同じ時期になりますから、やはりなかなか見分けるのは難しいかもしれません。
着床出血などの場合はおりものに混じって出てくることが多いそうですから見分けるとしたらそういった部分でしょうが、やはり素人の判断では安心できませんので医師に連絡してみることが一番でしょう。