切迫早産と安産

切迫早産で入院や自宅安静となってしまうと、その後に控えている出産についても「安産は難しいかな」と、とても不安になってしまいますよね。

切迫早産で入院や安静と診断された妊婦さんたちの中にもさまざまな人がいます。
出産までそのまま入院してする人や、生まれても大丈夫な時期に入り一度退院する人など状況によりさまざまです。

また、切迫早産だったから必ず早く生まれてくとは限りません。

赤ちゃんが早く生まれてきた人もいれば、切迫早産で入院までしたけども予定日を過ぎてもまったく陣痛がこなかったという妊婦さんもいます。

切迫早産を乗り切ったら次は安産かどうかが心配ですね

早く生まれるか遅く生まれてくるかと言うよりも、正期産の期間に入ったらすんなりと生まれてきてくれるかどうかのほうが気になりますよね。

もちろん切迫早産と診断された妊婦さんでも、安産で無事に元気な赤ちゃんを出産される方はたくさんいます。

切迫早産かどうかは35~36週を超えていつ生まれても大丈夫と医師が診断すれば、出産にはあまり関係ないので気にする必要はありません。

ですから「切迫早産だしきっと出産も大変なんだろうな。。」と落ち込んだりせずに、状態が良くなるまでは安静にして赤ちゃんが元気に生まれてこれるように待ちましょう。

実は切迫早産の人は安産が多い?

切迫早産の安産の可能性

切迫早産の人は実は安産になる可能性が高いと言われています。

難産の場合は子宮口が十分に開かなかったり、赤ちゃんが産道を通りにくかったりして、結果陣痛から生まれるまでに多くの時間がかかることが多いです。

それに対し、切迫早産は正産期に入っていないのに子宮口が開いていたり、赤ちゃんが降りてきている状態です。

また、切迫早産の人は産道(子宮頚管)が短い場合や柔らかい場合も多いので、いざ出産となった場合には時間がかからず産まれる可能性が高いのです。

つまり安産になる可能性が高いということですね。
*絶対安産というわけではありません。

まずは出産時のことよりも、少しでも長く赤ちゃんがお腹の中で育つように頑張りましょう。