切迫早産と診断される前から「里帰り出産」を計画していたと言う妊婦さんもたくさんいるでしょう。
しかし、切迫早産になってしまい「安静にするように」と医師から言われている場合、里帰りはどうするべきかで悩んでしまいますよね。
切迫早産で里帰りする場合の移動は、車、それとも新幹線が良いの?
里帰りできるかも含めて医師と相談するのがもちろん一番良いのですが、そもそも里帰りが可能かどうかの基準はやはり切迫早産がどの程度の症状なのかによるところが大きいです。
ですから、重度の場合には里帰りはせずに入院している病院で出産となることもありますし、身体に負担がかからないように移動できる場合には軽度の切迫早産ですと里帰りが可能な場合もあります。
もちろん、本当であればおとなしくしていなければいけない状況なのですが、切迫早産でも里帰りを考えるということはそれなりの事情があるということでしょうから、医師にそういった部分も話して判断してもらうしかありません。
里帰りをするという場合にはできるだけ早くしてしまったほうが良いので、里帰りをどうするかの相談も早めにしておくと良いでしょう。
里帰りする場合の注意点
切迫早産で里帰り出産するということが決まった場合、どんなことに気をつけて里帰りすれば良いでしょうか。
もちろん「予定していた時刻の電車を逃してしまうから」といって走ったりするのは絶対にいけませんが、他にも細かな注意点がいくつかありますので見落としがないかどうか確認しておきましょう。
切迫早産での里帰りのときには、まず基本的に「身体に負担をかけない」ということが肝心です。
走らないということはもちろんそうですが、身体を疲れさせないこと、少しでも辛いと思ったら必ずすぐに休憩すること、時間にゆとりを持って予定を立てることなども必要になります。
また、電車などを使うと座ったり立っていたりと身体に何かと負担のかかる姿勢が多くなりますので、車で楽な姿勢で里帰りするほうが良い場合もあります。
里帰り先までの距離や移動手段などをしっかりと考え、その中で考えられるトラブルにも対処できるようにしておきましょう。
そうすれば、リスクを抑えて里帰りすることもできるでしょう。
切迫早産で新幹線に乗れる?
切迫早産で里帰りをする場合、ある程度距離があると移動手段として何を選ぶかというところもとても重要になってきます。
もちろん人によってどの手段が楽だと感じるかは違うかもしれませんが、車などがあれば好きなときに休憩できる、好きな体勢でいられるという点では楽ですのでそのほうが良いかもしれません。
しかし、新幹線を使うと移動にかかる時間が大幅に短縮できるので「できれば新幹線で」と考えている人も多いようです。
新幹線での里帰りも、切迫早産であったとしても不可能ではありません。
しかし、早産のリスクを抱えている状態ですので、新幹線での移動でも大丈夫かどうかという点は医師と相談し、さらに自分自身の体調をよく観察するなどして、よく考えてから決めるようにしましょう。
移動時間を短くするということももちろん大切ですが、それよりも好きなときに休憩を取ることができるほうが楽になるかもしれません。
よく頭の中でシュミレーションしつつ考えてみてください。
自分が平気だと思っても、医師が反対している場合には新幹線での移動は避けたほうが良いでしょう。