高齢出産はいろいろなリスクが高まるということが一般的によく知られていますが、早産との関連性はいったいどのようになっているのでしょうか。

高齢出産は35歳以上で初産の場合を指す言葉で、35歳以上であっても出産を経験している方は高齢出産という言葉は使われないそうです。

そのため、年齢的な部分以外に初産という意味でも不安なことが多いかもしれませんが、早産については年齢はそこまで関係していないと言われています。

早産は流産と違って妊婦さん側の問題で起こることが多く、子宮筋腫や妊娠中毒症などがあると起こりやすいとされていますので、高齢出産だから早産になりやすいという結びつきはありません。

流産の場合は高齢出産の妊婦さんのほうがリスクが高いとされており、自然流産になってしまう確率が若干高くなるのですが、早産の場合には高齢出産ということを気にする必要はあまりないでしょう。

しかしもちろん早産のリスクはどの妊婦さんにも考えられますから、もしも万が一出血やお腹の張りなどを感じたらすぐに医師に相談しましょう。