妊娠中のトラブルというのはいろいろとありますが、やはり流産のおそれのある切迫流産の状態というのは特に不安になってしまいますよね。
私自身、切迫流産を経験しており、はじめての妊娠・出産ということもあり不安な中での切迫流産でしたので、精神的にもとても辛かったということをよく覚えています。
異常に気付いたのは夜で、旦那と出かけて帰宅後にトイレに入ったら、若干粘り気のある血がでていることで「おかしい」と思いました。
私はパニックになってしまい、トイレの近くにいた旦那に「どうしよう」としか言うことが出来ませんでした。
なんとか状況を説明すると、旦那が病院へ電話をして説明をし、医師から「とりあえず病院にすぐ来るように」と言われたので車で病院へ向かいました。
まず先生はエコーで赤ちゃんの状態を確認していたと記憶しています。
そして、元気なので今のところ特に問題はないという説明があり、しかし万が一も考えられるので安静が必要ということで入院か自宅安静かどちらがいいか聞かれました。
わたしは実家での自宅安静を選びましたが、医師は入院を勧めていました。
最後に、お尻に流産の予防の注射を打ってもらい、母の車で実家に帰宅しました。
その後は実家でずっと布団に横になった状態で過ごし、1週間ほどは安静を続けていました。
何もすることがなく、携帯や本などがないと時間をもてあましてしまうというような状態だったと思います。
しかし、その甲斐もあり流産の危機を乗り越えて、その後は問題もなく正期産の時期までもたせることができ、無事に出産を迎えることが出来ました。
切迫流産と診断されたからといって必要以上に不安になることはありません。
医師に言われたことをしっかりと守り、ママとなる妊婦さん自身の心がけで赤ちゃんを守ってあげてください。